クールシニアのウェブマガジン

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クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ヴィークル ホビー 

このプラモデル3台の共通点は?

・若者が車を買わない理由は、

1:車の寿命が伸びて買い替えが減っている

2:若者が集中する都会は車がなくても困らない

3:デジタル出費が増えたため、車へお金が回らない

という理由が挙げられていますが、もう一つ魅力的な車がないことも付け加えたいです。

 

・車が憧れから日用品になって、壊れず長く乗るようになり、都会では駐車が面倒で、かつ他の交通機関があり、加えてどれも似ていて買い替え欲求が起きない‥‥。

 

・写真の3台の共通点は、どれもリメイクモデルがあること(残念ながらVWのザ・ビートルは製造中止)。最近の没個性な車の中でオリジナルはもちろん今のオマージュ・モデルも光っています。

・さらに新型のBMWミニとフィアット500は、サイズがコンパクトで小さい点も魅力の一つ。ミニはスタンダードの3ドアモデルの車幅が1725mm、フィアットは1625mmです。最近の日本の車は、道が広くなったわけでもないのに大き過ぎます。軽自動車や5ナンバーSUVが売れているのはそのせいでしょう。

 

・しかしながらデザインはオリジナルの方が魅力的で、プラモデルを作る気になるのは昔のモデルです。

・そんなせいかミニとかシトロエンの2CVなどはオリジナルの車体を徹底的に作り直して新車同様にしたものとか、電気自動車に改造したものとかが販売されて話題になっています。電子部品でアップデートしたミニなどは1000万円を超える値段なので現実的ではないですが。

・60年代の憧れの小型車を特集した平凡パンチデラックスの別冊付録。1967年発行『ミニ・カー専科』。欧米のスモールカーからスバル360やホンダN360などの軽自動車(この時代は排気量360cc)、当時既に珍しかったメッサーシュミットやイセッタ、日本のフライイングフェザーなども掲載。

・チンクエチェントと呼ばれるフィアット500(左)。2気筒で排気量499.5ccなので500。今のは2気筒ツインエアモデルでも900cc(ターボ付き)もある。全長が3mを切り、車幅はなんと1320mm ! 

・フィアット500は新車で購入し(約50年前、68万円で一番安い外車でした)、乗っていました。取扱説明書とキーがその証。ただ、パワーがなく、当時でも360ccの軽自動車に抜かれたし、バッテリーが6Vで夜間長時間走るとバッテリーが上がってしまい、4輪ともドラムブレーキで効きが悪いとか‥‥友人の最新フィアット500の2気筒ツインエアに乗ったら天と地の違いでした。

・ミニカーといえばこのメッサーシュミットとイセッタ。メッサーシュミットは乗ったことがありますが、ほぼモーターサイクル。バックギアがなく、エンジンを1度止め、ポイント位置を変えて逆回転スタートさせて後退と、なんとも 乱暴なシステム。

・このシトロエンの2CVは今も人気で、たまに見かけます。これこそリメイクモデル、あるいはオマージュモデルを出して欲しい。先日観たクロード・ルルーシュ「男と女」のリメイク映画でも2CVが登場しますが、可愛い。これも乗ったことがありますが、ミッションのシフトが変わっていて戸惑います。空冷エンジンは夏にオーバーヒートしますが。

・あとルノー4(カトル)。これもデザインが秀逸です。空力とか安全対策を考えると皆似たようになるとかいいますが、日本に限らずカーデザインは世界的に劣化しているように思います。

・ちょっと希望が持てるのは電気自動車モデルにちょっといいのがチラホラあること。電動になるとデザインの自由度が増えるからでしょうか。フィアット500のエレクトリックカー・バージョンはキュートです。これのハイブリッドとか、ニッサンのePower式の車を出して欲しいです。電気自動車に乗りたいのですが、充電スタンドなどのインフラが普及するのはだいぶ先ですから。

次号11月20日金曜日

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