・最近自転車に再び乗り始めました。毎日歩いてはいるのですが、足腰が丈夫になる気がしません。で、自転車です。いろいろ調べるとポタリングにしろサイクリングにしろシニア向きの理由があるようです。

１：関節に優しい筋力、持久力の維持

２：バランス感覚と転倒のリスク減

３：慢性疾患のリスク減（心疾患、糖尿病、癌）

４：メンタルヘルスに優れる（屋内運動よりも）

５：認知機能の向上

・というわけで17年前に手にしたタウン用のブロンプトンを整備。経年劣化しているので、タイヤ＆チューブ、ギアチェンジ用のチェーン、さらにボロボロになったサスペンションのゴムも交換。

・何日か乗って気がついたのですが、歩いていた時と違い、明らかに足のふらつきが少なくなった気がします。1日1時間ぐらいで、です。

・このM３Lという内装3速のスタンダードモデルは12kgという重量で、シニアにはちょい重すぎて、階段など担ぐのはつらいです。ところが最近Tラインというチタンとカーボンを多用したシリーズがリリースされました。重量がなんと8kgを切ります。

・そこで近くの折りたたみミニベロの専門店「和田自転車」で試乗させてもらいました。このTライン アーバン4速モデルはメインフレーム、リアステムがチタン、フロントフォーク、ハンドルバーはカーボン、シートポストはカーボン＋スチールの混合素材と、徹底して軽量化されています。重量が軽量ロードモデルにほぼ匹敵する7.95kg！

・この軽さのせいか、旧モデルとくらべると漕ぎ出しから楽で、極めて快適に走り回ることができます。ロンドン生まれのブロンプトンは登場して49年目、デザインは何も変わっていませんが、中身は進歩を続けています、素晴らしい。

・ブロンプトンはその折りたたみ方式と超コンパクトな形がフォールディングバイクNo.1（写真はブロンプトン風の駐車スタイル）。Tラインならシニアでもバッグに入れて、電車で好きなところへ輪行できます。ただし、852500円はたけばですが。

https://lb-daikanyama.jp/brompton/t-line/

次号3月29日金曜日