カテゴリ:ヴィークル ミュージック
日々の自転車乗りと楽器をいじる効果

・平均年齢56.5歳、全員認知症なしのイギリス人48万人を13年にわたって追跡調査して、何が一番脳の活性化と認知症発症を抑えているかの研究結果が発表されました(オーストラリアのシドニー大学)。
・日頃の移動手段が、①車か公共交通、②徒歩、③徒歩とその他の混合、そして④自転車‥からわかったこと。認知症発症率が最も低かった(-19%)のが、なんと自転車利用者で、歩くウォーキングより優れているそうです。
・自転車といってもサイクリングのようなスポーツではなく、最寄りの駅までの通勤とか買い物での日々の利用。街中での自転車使用は、ルートの選択、交通状況への注意、空間認識などが脳を活性化させるんだとか。若年層では40%も低下し、遺伝子を持つ人にも効果があるという結果が出たといいます。
・歳を重ねると、脳梗塞、心筋梗塞、癌に加えて周りに迷惑をかける認知症が気になりますが、この研究結果も大いに気になります。さらに効果があるといわれる"脳の活性化"は楽器演奏だそうで、"自転車で用事を済ませて、隙あらば公園でウクレレを弾く"‥‥というライフスタイルが一番いいようであります。
次号6月30日月曜日
by 2025.06.27