・外出自粛と有り余る時間があるので、昔買っておいたプラモデル「VWヴァナゴン・ウエストファリアキャンパー」を倉庫から引っ張り出しました。ところが制作に必要な研磨剤や塗料、プラモ用の道具が売り切れています。ケーキ作りで小麦粉が払底するのと同じです。

・ところで人と接触しない旅にキャンピングカーは最適です。食料と水さえあれば、動きながらステイホームです。実は昔このフォルクスワーゲン・キャンパーのタイプ3、タイプ4と2台続けて乗りました。

・2ベッドルーム、シンク、コンロ、冷蔵庫、テーブル、回転イス、小さなクローゼットもあります。これらがうまくレイアウトされるのはVWのバンはT1からT3まではリアエンジン、T4からフロントドライブでいずれも 床がフラットだからです。キャンピングカーとしていまだに秀逸だと思いますが、最近はあまり見かけません。

・完成したVW T3 ヴァナゴン・ウエストファリア・キャンパー。カラーもナンバーも当時を再現。ヘッドライトだけは本国仕様の丸になっていますが、実際はアメリカから取り寄せたタイプなので角形ライトでした。4気筒水平対向2.1Lエンジン 95馬力 リアエンジン、リアドライブ。

・釣り道具もすべて積んであるので、時間が空けば川へまっしぐら。道の駅がない時代だったので、高速のパーキングエリアではよく仮眠をとりました。

・2台目はVWヴァナゴンのT4で、オーストラリアのトラッカ。前輪駆動、2.5L 5気筒エンジンで110馬力。当然右ハンドルです。これにはサイドオーニングが付いていました。

次号7月17日金曜日